vol.21|2017.10.17
長寿企業であるための伝統の継承と革新の継続。
日本には創業100年を超える企業が約3万社もある、世界に冠たる老舗大国。これはビジネスを利益の追求のみとせず、社会的な意義があるものと考える風土も影響しており、共通するのは「伝統の継承とともに変化を恐れず、絶えざる革新を目指す姿勢」。これは目指す価値観や基軸のない長寿企業は、存在しないということでもある。また老舗企業の存在は、この厳しい時代に先行きを模索する多くの中小企業への一つの光明となっている。今号では創業100年を超える企業を特集し、幾多の試練を乗り超えてきたその強さの秘密を探る。