展示ブース:北館2F 74
株式会社一瀬製作所イチノセセイサクショ
ステンレス製建具、カーテンウォール
円形サッシ、手摺、建築装飾金物
ステンレス・スチール・アルミ等の板金加工
事業内容
一瀬製作所は、ステンレス製建具をメインに、建築物の内・外装に用いられる装飾金物などの製作を行っています。
お客様の要望に自信を持って応えられる凄腕スタッフが、一品一様のオーダー品や難作物を、設計から製作までの一貫工程で製作しています。
製品・技術の紹介
規格外の新しいデザイン・機能の建具を製作
お客様の要望に自信を持って応える職人集団
●ご要望製品イメージの再現力
一瀬製作所は、ビルなどの大型建築物に取り付けられるオーダー品のカーテンウォールや装飾金物を製品化しています。
確立された生産管理体制、イメージの再現力また匠の職人集団による高い加工技術力により、ご要望の製品化と納期対応を実現しています。
●オーダー品を作る設備
多様なオーダー品では、最適な板金加工機械設備とその活用ノウハウ、さらに匠の技による加工により付加価値の高い製作物にしています。
その設備は多数に及び、6mのブレーキプレス、1500㎜×6mのレーザ加工機、Tig溶接機をはじめ、最新の加工設備があります。さらに検査・測定機器を配し、QCDに対応しています。
難しい加工大好き!多彩なスゴ技を披露
工法転換の提案で機能性、微細形状を実現
●継ぎ目なしの一発曲げ
永年の板材曲げ加工と溶接加工技術をもとに、機能性の向上、材料コストの低減や軽量化を実現しています。
例えば、既存加工済み板材を使用し、その板材を巻き込むように一体化成形加工などが可能です。
継ぎ目のない、一発曲げで機能性もさらにアップさせました。
●一枚板で微細形状
業界では板材を10㎜幅で曲げるのが限界とのことですが、一瀬製作所では5㎜幅を鋭角に曲げることが可能です。この工法は、一枚板の加工で微細形状の実現と、溶接工程の削減を可能にするものです。
最小5㎜幅の曲げ加工技術は、工法転換に寄与するもので、材料費削減、軽量化、納期短縮、意匠性向上などを実現できる高い技術力です。
高品位・高品質のモノづくりにこだわりを!
高い技術力と発想でお客様の笑顔を作る
●工程の映像化
一瀬製作所では、各製作工程の映像化活用で、お客様への信頼度向上に努めています。
・営業・設計…お客様の要望徴取、施工図の受託または作成
・工程組…詳細な工程表作成で迅速な納期回答
・バラ図…施工図からバラ図(社内工作図)と展開図作成、資料手配
・CAD/CAM…各加工機のプログラム作成
・切断・プレナー・切欠き・曲げ…MAX6m
・製作(組立・加工)…Tig他各種溶接・スタッド・リベットなど
・各種表面処理…バフ仕上・塗装・メッキ・リン酸処理など
・検査・出荷…高品位・高品質のみを出荷
キーワード
#ステンレス薄板5ミリ曲げ技術 #装飾金物 #板金加工 #ブレーキプレス6M #レーザー加工機 #Tig溶接 #曲げ物 #建具 #長尺 #フィックス窓 #板材曲げ加工 #溶接加工
建物の価値を高める一品一様のステンレス建具
業務内容:職人集団が手がける規格外の特注製品
昭和50年、「一瀬製作所」はステンレスの曲げ加工の技術を生かした建築金物の製作を主に創業した。同社が手がける製品はビルなどの大型建築物に取り付けられる規格外の特注製品。案件によっては数千万円単位の高額な製品もあり、同社の実績と高い技術力が窺える。
平成27年に2代目として就任した一瀬勇樹社長は、「お客様の要望に自信を持って応えられる、技術力を有する職人集団を目指す」を経営理念に、「個人作業に走ってしまいがちな職人を、会社という集団においても高い技術力を発揮できる存在にしていきたい」と語る。
強み:求められるイメージを再現する高い技術力
同社の技術では曲げ加工の際に、材料の薄い板に溝を引いてから曲げることで、曲げ部分の間隔を狭くできる。スマートな印象にするため薄さが求められるような装飾金物のフレームなどで効果を発揮する。
競合他社が10mmの幅で曲げるところを、同社は5mm幅で曲げることが可能だ。通常、他社では溶接する5mm幅の製品を、同社では一枚板を加工して製作できるため軽量で材料費も抑えられる。丁寧な作業は製品の仕上がりに反映され、新規顧客の大半は街中にある過去に製作した製品を見て指名で依頼してくる。
動画の活用:製作工程の映像化で人材育成と付加価値向上
新入社員や若手社員の育成に向けて、製作工程の共通部分のマニュアルや、製作中の手元を撮影した動画に解説を付けたものなどを作成した。
撮影した動画は営業の際に製作工程を説明するための営業ツールとしても活用している。完成品を見てもわからないことを、製作工程の動画で説明する。例えば溶接の工程では、まず開先と呼ばれる溝を設けてから溶接をして強度を高めていることを動画化した。同社の高い加工技術を可視化した動画は、製品の高付加価値化につながった。手間を惜しまずに製作し、社員育成の教材を社外では製品の価値向上に役立てている。
今後の展望:新たな市場へ向けてオンリーワンの技術を売り込む
仕事量が建設業界の波に左右されるため、新たな取引先を開拓していく考えだ。これまではすべて受注生産のみだったが、在庫販売できる製品の扱いなどを目指している。平成29年には大規模展示会にも初出展し、100名を超える来場者が同社のブースを訪れた。うち数社とは具体的な商談も進めている。一瀬社長は「初出展ながら非常に手ごたえを感じる3日間となった。出展を通して自社の強みやアピールすべき点が見えてきた」と語り、今後も展示会出展などで自分たちを売り込む営業戦略を計画する。
当社の歴史
昭和50年に大阪府寝屋川市で創業後、大阪府門真市へ拠点を移し昭和60年に設立しました。設立当初からステンレス製建具を中心に、建築装飾金物、特殊形状建具の製作を行ってきました。創業以来多くの単一オーダー品を製作してきた企画力と技術力で、お客様のあらゆるニーズにお応えいたします。
主な事業内容
ステンレス建具の製作、建築装飾金物・特殊形状建具の製作、産業機械の筐体などの板金加工
主な取引先(納入先)
大手サッシメーカー、大手シャッターメーカーやその関連会社
企業概要
- 企業名
- 株式会社一瀬製作所
- 住所
- 〒571-0017 大阪府門真市四宮6-2-23
- 代表者
- 一瀬 勇樹
- 創業年/設立年
- 1975年 / 1985年
- 電話番号
- 072-881-7400
- FAX番号
- 072-881-7405
- 企業HP
- 資本金
- 38,000,000円
- 受賞歴
- 大阪ものづくり優良企業賞
カドマイスター
守口門真ものづくり元気企業