MOOV,press｜MOBIO / モビオ（ものづくりビジネスセンター大阪）

「暗い、汚い、格好悪い」を「明るい、清潔、格好良い」へ！
そしてオープンにして任せると現場が動き出す。

　第2製造部部長の森下武尊さんが入社した8年前、5名だった社員が、現在は23名。平均年齢は33歳。急成長の秘密を伺うと「竹谷社長は社員を信じる人、任せる人でした。提案には少々の無理をしてもOKを出してくれます。その分、結果を出そうとがんばりました」と森下さんは笑う。
　タケヤテックの工場を訪れた人は誰もが驚く。工場が明るく清潔で、社員の挨拶が元気だ。そして整理整頓が行き届いている。「照明はLEDライトに変え、作業着もデザインしました。掃除も挨拶もそうですが、現場こそ、気持ちよく働ける環境づくりが大切。“工場らしくない”というのは最高の褒め言葉です」と森下さんは言う。
　しかし格好良いだけでは人は続かない。若い人が活き活きと働く秘訣は働きやすさにあると森下さんは言う。「達成したこと、これからのこと、現状の大変なこともみんなで分かち合って進む。成長の手応えが次への糧になるという感じです」と森下さん。
　明るく、格好良く、誠実に。若者がタケヤテックの求人に応募待ちしていると聞き、なるほど納得！であった。