コーディネーターK&M
英語が堪能なKさんと接客上手なMさん。成約につながったお客さまの笑顔が何よりのやり甲斐だという。
全国各地からの来場者に、出展企業の製品や技術について説明し丁寧にアテンドされている。企業にとってお二人は頼りになる営業マンなのです。

Kさん（以下K）：その名の通り、常設であることです。展示会だと期間が過ぎれば終わります。MOBIOの場合は開館時間中が展示期間。お客さまにとってはずっと出展していることになります。
Mさん（以下M）：実物の製品を自分の目で確かめることができる、それがカタログやウェブサイトと違うところです。製品でも、工具でも、実物を見る、物によっては手にとることができる。技術の凄さが肌感覚でわかることも展示の利点ですね。

出展というとハードルが高いと思われる企業もいらっしゃるのでは？
K：そんな企業にこそ利用していただきたいです。初めての場合はブースづくりからお手伝いさせていただきます。パネルもディスプレイも第三者の視点で、企業の価値が届く展示を出展企業と一緒に創り上げていきます。
M：映像を使って紹介したいという企業も増えてきました。モニターを用意いただければ映像を流すこともできます。ブース数も2ブース、3ブースと利用していただけます。企業の立場に立った展示を実現できるようフレキシブルに対応しています。

出展は費用的にも高いというイメージがあるのですが。
K：MOBIOの出展料は1ブースあたり月額税込22,000円。初期費用は必要ありません。電気代もブース加工費も含まれています。お客さまを1回接待する金額で出展できます。
M：案外知られていないのですが、自治体によっては出展に関する補助金を用意しているところもあります。そんなアドバイスや申請のお手伝いを行って、金額的なハードルが少しでも低くなるようにしています。

出展したその後はどうなりますか？
K：加工先や技術を探しに訪れた方は私たちがアテンドします。出展企業の製品や技術について説明しマッチングへと導きます。私たちコーディネーターは出展企業の営業担当だとお考えください。
M：出展企業のことを知り、一緒にブースを創っているからこそ、企業の製品や技術をPRできるのです。私たちが営業担当としてマッチングを促します。それが場所を提供しているだけの展示場との大きな違いではないでしょうか？

どのような方が来場されますか？
K：来場された方に常設展示場にある地図にシールを貼ってもらいます。関西を中心に、全国各地から加工先や技術を求める企業の担当者がお越しになっていることがわかります。また、最近はアジアを中心に海外からの来場者も増えてきました。今日も午後から中国の企業が来場されます。
M：Kさんは英語が堪能ですから、海外の方にも積極的に対応されています。私はその横でボディーランゲージ（笑）。

K：ハードルが高いとか、自社の技術がそれほどではないと勝手に思っていらっしゃる企業ですね。自社にとっては当たり前の技術でも、第三者から見れば凄いと唸る事例がたくさんあります。そんな企業は得てしてPRが苦手。もったいないことです。ちょっと勇気を出して、もう一歩先へのファーストステップとして活用していただきたいです。
M：展示は大企業だけのものではありません。中小企業にこそ、マッチングの機会が必要だと思っています。1ブースからで大丈夫。初めてでも問題はありません。自社の魅力を発見し、訴求するブースを一緒に創りましょう。展示だけでなく、私たちが営業担当を務めます。少しだけ積極的になって、次の大きな成約へと一緒につなげていきましょう。