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ものづくり企業の次の一手は? 毎号6つの旬な記事で熱い「変革と挑戦」を紹介するモビロク。
現状打破のヒントやモチベーションアップにつながります。

技術屋魂が、前へ前へと進ませる、
製品の付加価値を追求し、
世界へ進出。

1977年創立の押出成型装置専門のメーカー、プラ技研は今年40周年を迎えた。同社の転機となったのが、1983年に訪れたプラスチック最大の見本市、ドイツの「K展」。代表取締役社長の菊澤良治氏は当時をこう振り返る。「会場のスケール、卓越した技術、完成された装置は、私たちの技術に対する考え方を一変させました。以来、納得いく製品づくりを基本に、付加価値追求を開発精神に、製品保証、生産量の保証を販売の精神に掲げてきました」

現在、多種多様な分野で事業展開する同社。なかでも注目したいのが、自動車と医療関連の技術だ。自動車関連では環境問題から燃料チューブとして、多層チューブを同時に製造できる装置を30数年前から開発販売。医療分野では最新医療の検査・手術用として使用されるカテーテルの製法で国内外の特許を収得し、高いシェアを占める。国内の医療業界で評価を得た2004年からは海外の展示会にも出展し、積極的な展開を見せている。「技術屋は新しいものに挑戦したいもの。そして海外市場は常に新しいものを求めています」。工場隣にある研究所には押出成形設備を常設し、昨年は医療系技術の研究・開発拠点としてMDXビルも完成。また自社製品の使われ方の勉強として、メーカーによる研修を社員全員でおこなう。「事務や経理であろうと、自社の技術がどのように使われているかを知ることは必要。最終製品に対して顧客だけでなく、その先の消費者を見据えたものづくりに取り組み続けます」

株式会社プラ技研
http://www.plagiken.co.jp/
吹田市豊津町39-6 TEL 06-6330-4851

自社の押出成形でつくられた、医療用カテーテルチューブ。硬度が違う3種類の樹脂を一連の成形でコーティング、冷却、切断、巻取りまでの工程をおこなうことができる

スクリュー径が世界最小径「φ6.0mm」を4式搭載した「MDX-mini」(超最小口径押出装置)。誰にでも簡単に操作できるコンパクトな設計ながら、これひとつで多様なカテーテルの樹脂コーティング用として使用可能

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