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ものづくり企業の次の一手は? 毎号6つの旬な記事で熱い「変革と挑戦」を紹介するモビロク。
現状打破のヒントやモチベーションアップにつながります。

技術革新こそがものづくりの本質 産学連携で研究開発や技術を磨く。

日新技研は、実に研究意欲旺盛な会社だ。ものづくりを「技能・技術・科学の3つの要素が結合したもの」と定義し、新商品開発に果敢に挑み続ける。1968年の創業から現在まで送風機・集塵機の製造と、空気輸送装置から環境プラント関連機器の設計・製作が中心。
「私たちがつくるのは、オーダーメイドでかつ付加価値のあるもの。イノベーションをやっていかないと勝てない領域です」と語る開発部部長の山元賢一氏。産学連携への取り組みは今年で13年目となる。最初は関西大学による風力発電研究に複数の会社と参加。次に独立行政法人科学技術振興機構(JST)による「省エネルギーターボファン・ブロワ開発」に関する委託研究を実施し、今も継続中。これ以外にも「薬剤を使用しない殺菌技術」や「低温熱エネルギー回収」など、複数の大学と並行して研究を進める。大学と密接な関係を築くことで、「光るキノコ」の開発といった、大学教員の個人的な研究に関わることもある。これも食品会社向けの装置を作る過程で、温度・湿度、送風の研究を重ねてきた同社だからこそ声がかかった。いずれの研究も目的は製品化して世に出すことだが、産学連携の研究にはピンポイントの答えはないという。
「10年やってようやく答えらしきものが見えてくる。とはいえゼロからの研究開発ではなく、先生の知見に触れ、下支えいただけたからこそ続けてこられた。だからこそ、世の中のためになる製品をつくり続けなければならないと考えています」

日新技研株式会社
http://www.osaka-nissin.co.jp/
東大阪市楠根2-3-28 TEL 06-6744-9801

植物内で2つの物質が結合して、発光する仕組みを利用した「光るキノコ」。美しい光を放つヤコウタケの育成は、蛍光たんぱく質利用のため、大阪大学へ提供している

1台で吸引~カット~空気輸送までを可能にするカットブロワ。フォーム紙、ダンボール、アルミ箔、フィルムといったあらゆる素材のスリッター加工、ロステープの加工処理に使用されている。無人空送化で、専門の技術者も不要

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