最近マーケティングの世界では、「モノでなくコト」だとよく言われます。人口減少社会がやってきて、ものが売れる数が減ってくると、いかに価値をつけて売るかということが大切になってくるからです。「B to C」でのものづくりのなかで大事なのは、そういった価値の多様化を意識した発想の逆転が求められます。さらに「フラッグシップ」であること。その会社で最高の技術を集結させたものをつくることで会社の価値を示すことができ、さらに本業での技術の向上を目指せます。
松下 隆:大阪府商工労働部大阪産業経済リサーチセンター主任研究員。
「参加体験から始める価値創造」
著:松下 隆
同友館