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休館日:土日祝・年末年始

MOBIO-Cafe開催案内

【MOBIO-Forum】2023/07/28(金)〜

【MOBIO-Forum】MOBIO産学連携オフィス 大学・高専合同シーズ発表会 -先端ものづくり編-

MOBIO産学連携オフィスでは、中小企業のみなさまの技術開発や技術の高度化を支援するため、大学・高専との産学連携を推進しています。


今回のシーズ発表会では、MOBIO産学連携オフィスと連携している大学・高専が、製造現場で活用できる先端素材である「D-アミノ酸」「球状ナノ粒子」「シリカナノ粒子」「次世代型二次電池」についての革新的な技術をご紹介します。


会場では、シーズ発表に関するパネル等の展示も行いますので、ブースにて発表者と直接お話しいただくことも可能です。

この機会にぜひご参加ください。

対象者

  • ものづくり中小企業等

開催概要

開催日時 令和5年7月28日(金) 14:00~16:30
開催場所 クリエイターズプラザ 技術交流室B(クリエイション・コア東大阪 南館3F)
定員

40名

※満席になり次第、締め切ります。

※ユーザー登録1件につき1名様しか参加できません。

申込締切日 令和5年7月27日(木)
料金 無料
お問合せ先 公益財団法人大阪産業局 MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)

〒577-0011
大阪府東大阪市荒本北1-4-17 クリエイション・コア東大阪北館1F

【担当】佐々木・山田
【TEL】06-6748-1052
【E-mail】mobio_kanri@obda.or.jp
【受付時間】月~金 9:00~17:00(祝日・年末年始除く)

プログラム

  • 14:00 <講演Ⅰ>
    D-アミノ酸の定量技術、これを用いたD-アミノ酸を素材とする食品開発 -D-アミノ酸で味、肌機能、記憶力アップ-
  • <登壇者>
    関西大学 化学生命工学部 生命・生物工学科 酵素工学研究室 教授 老川 典夫 氏

    近年、自然界には広くD-アミノ酸が存在することが明らかとなってきており、新たな食品中の機能性素材として注目されている。

    本講演では、演者らが開発した食品中のD-アミノ酸の定量技術及びこれを活用し開発・上市した、製品中のD-アミノ酸の濃度を高めた「D-アミノ酸強化福山黒酢」や、D-アミノ酸を醸造中に産生させた「アミノみそ」等の製造に関する新たな食品製造・特許取得技術について紹介する。

  • 14:20 <講演Ⅱ>
    レーザー励起ドライプロセスによる粒径制御された球状ナノ粒子作成
  • <登壇者>
  • 甲南大学 理工学部 物理学科 教授 梅津 郁朗 氏
  • 球状ナノ粒子は、サイズによって特定の波長で強い光吸収や光散乱をもたらし、多様な応用が期待されている。また、一般的には化学的手法で作成されるため作成法や粒径制御は物質の化学的性質に依存する。本手法は全物理的手法であるため、レーザー光を吸収する物質であれば、その化学的性質によらずに球状ナノ粒子を作成することが可能である。また粒径は作成時のガスの流速で制御可能であり、高い制御性を有する特徴を持つ。
  • (休憩:10分程度)
  • 14:50 <講演Ⅲ>化学修飾法を用いる有機化合物とシリカナノ粒子の複合化
  • <登壇者>
  • 和歌山大学 システム工学部 化学メジャー 准教授 中原 佳夫 氏
  • シリカナノ粒子はコロイダルシリカとも呼ばれており、二酸化ケイ素から構成される数十〜数百nmの大きさの球状粒子のことを指す。有機化合物はシリカナノ粒子と複合化されることで、熱安定性や溶媒分散性などの機能を獲得できるため、簡便かつ有効なこれらの複合化技術の開発は、塗装材料や蛍光分析材料などの分野で強く望まれている。本発表では、講師が長年の研究で培ってきたいくつかの有機化合物とシリカナノ粒子の複合化技術について、それらの特徴を整理して活用方法などについて紹介する。
  • 15:10 <講演Ⅳ>次世代型二次電池開発を志向した高容量正極活物資の開発

  • <登壇者>
  • 米子工業高等専門学校 総合工学科 化学・バイオ部門 教授 谷藤 尚貴 氏
  • 現在の生活環境を改善していくために通信機器の更なる高度化は必須であり、容量密度を大幅増加させたまたは小型化された次世代型二次電池の開発が求められている.電池内部の材料部分においては二十年以上大きな技術進歩は無く、そこへ、我々の開発した正極材料を適用させると高容量化が可能になる。有機ポリスルフィド系は、従来製品の5~6倍の容量を生み出すことが実験的に明らかとなり、その材料の製造プロセスについても,真に実用化をめざすためのステップとして、簡便な実験操作と精製操作を減らした合成プロセスを開発した。
  • 15:30 名刺交換・ポスター展示、個別相談会
  • 16:30 閉会

登壇者プロフィール

老川典夫教授.jpgのサムネイル画像

老川 典夫 (おいかわ ただお)氏

関西大学 化学生命工学部 生命・生物工学科 酵素工学研究室 教授


1992年京都大学農学研究科博士後期課程修了。

専門はアミノ酸代謝関連酵素の酵素科学と産業利用、食品中のD-アミノ酸分析と新規食品開発への応用。
これまでにD-及びL-アミノ酸に着目した、ピュアミノ(D-アミノ酸強化福山黒酢)、三光関大和らぎ仕込み特別純米酒、関大アートブレンドコーヒー、特別醸造味噌アミノみその上市に成功し何も製法特許を取得。
2016年関西大学学の実化賞受賞、2023年日本ビタミン学会学会賞受賞。




梅津郁朗教授.jpg梅津 郁朗 (うめづ いくろう)氏

甲南大学 理工学部 物理学科 教授
1990年 筑波大学 工学博士号取得


<これまでの主な研究歴>

非晶質半導体a-Si:Hとa-SiNx:Hの界面構造、パルスレーザーアブレーション法によるシリコンナノ結晶の作成と物性、パルスレーザーメルティング法による単結晶シリコンへの深い不純物の過飽和ドーピング、パルスレーザー誘起プラズマの動的挙動等








中原佳夫准教授.jpeg中原 佳夫 (なかはら よしお)氏

和歌山大学 システム工学部 化学メジャー 准教授


2005年大阪大学大学院工学研究科分子化学専攻博士後期課程修了。

2006年より、和歌山大学システム工学部にて、分析化学やナノ材料化学に関する教育や研究に従事している。
特に、溶媒分散系におけるシリカナノ粒子の化学修飾を主な研究対象としている。
主な受賞歴としては、近畿分析化学技術研究奨励賞(2016年)など。







谷藤尚貴教授.jpg谷藤 尚貴(たにふじ なおき)氏

米子工業高等専門学校 総合工学科 化学・バイオ部門 教授


東京大学大学院修了・博士号取得後に、大学・企業で研究員を務め、2008年米子工業高等専門学校に着任。

その後15年間有機化学研究に従事して、現在の二次電池材料開発等の成果を創出している。
その他の研究分野としては、食品廃棄物リサイクル、光機能性材料の開発などがある。










主催

MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)

共催

東大阪市、公益財団法人東大阪市産業創造勤労者支援機構

※お申込みいただきました情報は、主催者であるMOBIO、共催者である東大阪市、公益財団法人東大阪市産業創造勤労者支援機構で共有いたします。

注意事項

会場には、専用駐車場はございません。ご来場の際は、公共交通機関をご利用ください。
お車でお越しの場合は、近隣の有料駐車場をご利用ください。

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