MOBIO-Cafe開催案内
【MOBIO-Cafe】2016/05/17(火) 18:30〜 19:50
MOBIO産学連携オフィス連続企画 大阪工業大学セミナー『皆さんのロボット、もうちょっと融通利かせます』
【開催レポート】
当日は大勢の方が参加され、皆さん熱心に耳を傾けておられました。
大阪工業大学・田熊先生によるお話はとてもわかりやすく、ロボットに「やわらかさ」を持たせることによって、センサなどによる制御が不要になり、コストも抑えられるといった、ロボットに対するこれまでのイメージを変えるような発想を丁寧に説明していただきました。
また、「やわらかさ」を持たせたロボットが実際に動く様子を動画でたくさん紹介され、あっという間に終了時間を迎えました。
引き続き行われた交流会では、研究内容などについて田熊先生に質問しておられる参加者もたくさんおられ、田熊先生も熱心に答えていらっしゃいました。
7月13日(水)、28日(木)には、「ロボット、機械・制御編」と題して、大学・高専合同研究シーズ発表会が開催されます。
興味を持たれた方は、ぜひご参加ください!
詳細はこちら。(MOBIO-Cafe開催案内)
≪主催≫大阪工業大学 ≪共催≫MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)
ロボットは「決めたとおりに動く」ことには強いのですが、「臨機応変に動く」ことは苦手です。片や生物は「なんとはなしに」体を動かしているのに、薄い物を摘み上げたり柔らかい物を持ったり悪路を走り抜けるなど、今のロボットでは難しいことができます。本講演ではこれまでのロボットとは違う生物に倣った機構の設計と、それに合わせた制御についてお話します。
今回は、生物の持つ「やわらかさ」をとりあげます。ロボットがやわらかさを持つことで、食品工場でのソフトな商品の把持とあやつりや、介護者に負担のない補助、また衝突転倒しても安全な家庭用ロボットの実現が期待できます。ロボットならではの機能を組み合わせることで、生物以上の機能性が期待できます。
加えて ・生物のどんな特徴をどのように真似したらよいか?
・生物の行動をロボットにどのように導入したらよいのか?
といったことについて、生物の仕組みをロボットに取り入れる際の勘所と、今の設備に「もうちょっと融通の利く」機能の付加を提案します。
【講 師】大阪工業大学 工学部 電気電子システム工学科 准教授 田熊隆史(たくま たかし)
【日 時】平成28年5月17日(火)
〈セミナー〉18:30~19:50 〈交流会〉20:00~
【場 所】クリエイション・コア東大阪 北館3階 309号室
【募集人数】30名程度 (定員に達しましたので受付を終了させていただきました。)
【対 象】ものづくり中小企業、支援機関ほか
【参加費】無料(交流会参加者は1,000円/人)
【申込み】おかげさまをもちまして、定員に達しましたので受付を終了させていただきました。
【問 合 先】MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪) 担当:椿野、中川
TEL:06-6748-1054 FAX:06-6748-1062
E-mail:sangaku@gbox.pref.osaka.lg.jp