事業内容
テクノロール(株)は、連続給水ロールやUV印刷に適したゴム材質の開発、ヒッキー除去ロールなどを開発。世界各地の印刷オペレーターから高い評価を受ける印刷・工業用ゴムロール・周辺機器を製造販売、新規事業として自動走行ラックを販売しています。
ゴムロール製品・技術の紹介
世界が認めたゴム、樹脂ロール!
経費削減、品質向上、テクノロールがお手伝いします。
テクノロールは印刷用・工業用などの様々な用途に合わせたロールを製造・販売。
●トラストシリーズ
印刷用ロールとしましてUV印刷用及びコーティング用の樹脂ロール「トラストシリーズ」は各機械メーカーへの標準採用などの実績より、世界12ヵ国とライセンス契約を結び、うち8ヵ国ではすでに現地で製造・販売しております。
更に世界基準を目指しライセンシーになる仲間を探しています。
●クリーンダッシュシリーズ
工業用ロールでは、特殊配合の粘着ゴムロール 「クリーンダッシュシリーズ」はゴム自身の持つ粘着力でゴミを取ります。粘着ゴムの表面がゴミで一杯になると溶剤で拭き取るだけで元の粘着力に 回復し、お手入れが簡単です。効率よくゴミを除去したいお客様のゴミの量やラインスピードなどそれぞれの条件に合わせて洗浄間隔などを設定する事が出来ますので、お客様のニーズに合った自動洗浄が可能です。
自動走行ラック
通常棚に比べ約2倍の収納
●TEC自動走行ラック2.0
建屋を作り替えることなく、現状の倉庫、スペースに合わせて製作できる。従来と同スペースで固定ラックとTEC設備自動走行ラックと比較すると2倍の収容能力をもつ。
自動走行ラックは縦型で、フォークリフトを直線的に走行させることが可能。
①高い収納能力で通常棚に比べ約2倍の収納を実現
②柔軟な自由設計により敷地に合わせた設計、荷物に合わせた段数設定、 設置後の高さ調整が可能
③強靭な安全性能(エリアセンサ、近接センサによる走行時間管理で安全性確保し地震対策完備)
④抜群の管理能力(タッチパネルとパソコンで入出庫が容易に行える)
⑤素早い設置工事
⑥直感的な操作性(タッチパネルによる直感的な操作が可能)などが特長となっている。
表面保護フィルムを簡単に剥がす!
小型コンパクトのフィルム剥がし
●工程効率改善に!
ウエハや基板に貼りつけられたBG(バックグラインド)テープなどの各種保護テープを剥がす作業は、時間と手間がかかる面倒な作業。テクノロールのクリーンダッシュリムーブ(表面保護フィルム剥がし)は、簡単にしかも安定してフィルムが剥がせる便利ガジェットです。
ご要望に応じて、インラインの機械式も提供可能です。
グレーズ除去剤
KAGAYAKI-03
かがやき-03はペーストタイプの補助剤。
1)インキローラー洗浄で残るインキ、紙粉等を強力に除去し、印刷トラブルの改善、ローラーの転移性を回復します。
2)UV/油性兼用で、テクノロール社のゴミ取りローラー・ヒッキースイーパーにも使用可能です。
3)簡単使用で粉残りもなく色替え時もスムーズに次の仕事に移る事が出来ます。
キーワード
#印刷用ゴムロール #UV印刷用のロール #ヒッキー・ゴースト除去ロール #インキ・トータル・コントロール #連続ゴミ除去装置 #プロテクト・フィルム・リムーブ #保護フィルム剥がし #グレーズ除去剤 #自動走行ラック
印刷業界を支えるゴミ取りロールを開発
現場の利便を上げるゴミ取りロール
テクノロールは、印刷用の特殊な材質のゴムロールや特殊な構造をもつゴムロールの製造メーカーである。昭和55年、米国企業と技術提携を結び、高級印刷樹脂ロールの製造・販売を開始。その後、順調に業績を伸ばすも、西脇宏社長はさらなる上を目指し、6年の研究期間を経て、自己粘着性ゴムを使ったゴミ取りロール「クリーンダッシュ」を開発した。金属印刷で使用するブリキ板を切断する際に付着した金属粉や、印刷工程の中で付着したゴミ、さらには、オーブン内で付着したヒューム(金属蒸気が凝集した粒子)を、半永久的粘着力で除去できるゴムローラーだ。
印刷現場における課題の一つである版のゴミ(ヒッキー)は、それまで人の手によって除去をしていたが、それを不要とする「ヒッキースイーパー」は急速に普及した。
数年後にはUV印刷用ローラー「トラストUV」の製造・販売を始める。これはフィルム等の特殊素材の印刷を容易にするものであり、シェアを大きく広げた。
その他、ローラーのメンテナンスを不要にした「ヒッキー・ゴースト除去ローラー」等、現場の利便を第一に考えた数々の製品を開発し、印刷機メーカーや印刷オペレーターから常に高い評価を得ている。
こうしたローラーは、「当社独自のこだわりで開発しています。製品の開発は『オリジナリティの追求』に尽きます」と西脇社長は話す。
海外ネットワークを基盤に先端技術を導入
会社勤めの経験もあった社長は、海外企業との連携の重要性を痛感していた。テクノロール設立後は、技術の盗用を案じるよりも、お互いの得意分野での独創性を保ちつつ、ライセンスを持つ海外企業とのネットワークを築きたいと考えていた。
「当社の保持するライセンスを海外の企業に提供し、ライセンス料をいただいて製品を作ってもらうのです。もちろん、その逆もあります。技術のやりとりをしながらお互いに発展していく、というのがポリシーです」。
韓国をはじめニュージーランド、米国、台湾、中国等、世界各国に自社開発品の技術を輸出する一方で、海外の先端技術も積極的に取り入れ、独占製造権を取得している。世界にたくさん仲間がいる、幅の広い会社でありたい、との姿勢である。
「新しい技術の導入によってコストダウン、品質向上が進み、お客様が喜ぶ。それが何よりも嬉しいですね」
さらに今後は印刷業界のみならず、 金属、プラスチック、電子といった多岐にわたる新たな分野への参入も視野に入れている。
これまでは、顧客のニーズにきめ細かく応えるものづくりを心がけてきた。それは変わることはないが、「コストダウンと環境負荷低減を考えたものづくり」も間違いなく重要になると考えている。
主な事業内容
印刷用ゴムロール・関連資材の製造・販売、印刷用機械周辺機器の開発・設計・製造・販売、各種産業用自動ゴミ除去システムの開発・設計・製造・販売 等
企業概要
- 企業名
- テクノロール株式会社
- 住所
- 〒594-1144 大阪府和泉市テクノステージ3-4-5
- 代表者
- 畑中 一辰
- 創業年/設立年
- 1979年 / 1980年
- 電話番号
- 0725-53-3933
- FAX番号
- 0725-53-3922
- 企業HP
テクノロール(株)(http://www.technoroll.co.jp)
社長インタビュー(2021年)(https://m-osaka.com/jp/special/003212.html)
- 資本金
- 25,000,000円
- 受賞歴
- 匠by繁盛大阪フロンティア賞(平成16年度)
KANSAIモノ作り元気企業100社(平成20年度)
特許取得、ISO14001認証取得