事業内容
近畿刃物工業(株)は、ユーザーからのあらゆるご要望に応えるべく、設計段階から成形加工熱処理、研磨仕上げまでを一貫工程で行い、あらゆる刃物を幅広く加工、さらに少量多品種の注文に応じられる体制を確立して優秀な製品を生み出しております。
製品・技術の紹介
紙器・ダンボール用刃物は、何なりとご相談ください。
設計から成型加工、熱処理、研磨仕上げまでを一貫加工
近畿刃物工業(株)は、紙器、段ボール加工用刃物に特化して半世紀を超えて 豊富な経験を生かした特色ある刃物を製作しています。
➡ 各種特許や多くの受賞歴は下部の「企業情報」にまとめましたのでご覧ください。
~ニーズ対応からウォンツ対応へ~
得意部門は"紙粉の出にくい"スリッター刃物、TINコート処理刃物、超硬刃物、コルゲート用刃物、フレキソ・プリスロ用刃物、破砕刃物等の製作とメインテナンス(再研磨)です。刃物以外にも罫線、刃物ホルダー等の機械部品製作も致します。
「鋸目加工」を含む刃物は、ご相談ください。
当社の得意技術に、「鋸目加工」があります。
刃物造りに日々研鑚する当社は、ニーズ対応~ウォンツ対応の刃物供給を目指します。
多種少量対応の自動加工機で加工を行う為、高品質、低価格で供給が可能になりました。
紙器・段ボール用刃物、製袋用刃物、印刷用刃物、テープ用刃物、の刃先鋸目形状の製作、目立品加工依頼加工を承っております。
弊社HPにも加工製品例を掲載しておりますので、御覧になって下さい。
「従来の刃物・部品に超硬を使ったら?」
「どうなるの」
「一度試したい」
新しい発見が あるかも知れません。
「超硬刃物・研磨加工」は、ご相談ください。
超硬は鋼と比べて硬く耐磨耗性のある素材。超硬製品の販売に関してはコストが高くなるので、通常はお勧めしません。
しかし、従来素材が鋼であって、よりもっと硬さが必要な場合や高回転で切断する等、超硬と比較した場合、硬さ低下、熱による寸法変化に優れた機能がある為、赤熱硬さ、耐磨耗性、高速仕様等の用途を考えれば、一度使用してみたい素材ではないでしょうか?
従来鋼の製品で使用していたが、「何か別に変わる物は無いものか?」このような条件下で、今お悩みならば、超硬素材の活用を是非ご相談ください。
弊社HPにも加工製品例を掲載しておりますので、御覧になって下さい。
「従来の刃物・部品に超硬を使ったら?」
「どうなるの」
「一度試したい」
新しい発見が あるかも知れません。
刃先の状態を一目でチェック!『キラット』を使ってみませんか。
「刃物交換時期のシグナル」を創出する「仕組み」です。
従来の「勘に頼る交換時期」を「見える化」しました。
御社の生産量、生産品目等に沿った刃物交換時期の明確な基準を提供します。
当社が最新型レーザーマーカーで入れた、ミクロン単位(例えば10ミクロン、30ミクロン、50ミクロン)の深さの違う超微細な「3本の溝」で、刃物の減り具合を明確に把握し、交換時期を判定します。
御社の、「こんなの有ったら良いな」にお応えします。
この「仕組み」は、刃物の品質安定、長寿化を図り、製品の品質向上等を図るに留まらず、「様々な産業・設備」に利用可能な技術でもあります。
御社の「こんなの有ったら良いな」にお応えします。是非一度ご相談下さい。
(特許番号:5752314号、5777235号、5897185号)
キーワード
#段ボール刃物 #ダンボール刃物 #刃物製造メーカー #サクット・スパット #スロッター上刃物 #超硬スリッター #鋸目加工 #コルゲートカッター #ライナーカット刃物 #パンチ刃物 #カッターブロアー固定刃 #角切下刃 #特殊鋸目刃物
西日本唯一の段ボール刃物専門メーカー
一貫工程でユーザーの要望に応える
工業用刃物メーカーは多々あれど、段ボール業界に特化した刃物メーカーは全国に数えるほどしかない。そのうちの一社が近畿刃物工業である。しかも西日本ではここだけだ。競争は少ないとも言えるが、それにあぐらをかかず、同社は「一貫生産」「常識破りの短納期」を武器に売上を伸ばしている。
「刃物の世界は、納期を守るのが難しいという。成形、熱処理、研磨、刃付け等30を超える工程があるため、一つの刃物を製造するのに1~2か月はかかるというのが業界の常識だった。しかし、同社はそこから一歩抜け出し、短ければ1週間で製品を仕上げる実力を有している。
「材料である鋼板材を常に持ち、全工程を自社で一貫して行っている 同業メーカーはほかにありません。だから短納期が可能なのです。当社では創業当初から段ボールに特化していますが、広く浅くやるより、その方がホンモノを追求できますから」と阿形清信社長は話す。刃物の交換、修理等のメンテナンスにも豊富な経験と技術で対応し、サポート体制の充実にも力を入れてきた。あらゆる物流に段ボールが使われる時代、段ボールを裁断・加工する刃物のニーズが絶えることはない、と状況判断している。
個性を活かした人材育成で技術力を向上
同社を支えている要素は、三つある。一つは、前述のような自社一貫生産体制。二つ目は、生産性を上げる最新鋭設備。平成19年には鋼板材を3分間の早さで切り抜くレーザー加工機を導入。これによって工程数が減り、期間を大幅に短縮できている。そして三つ目が「人育て」。まだまだ人の手技が必要とされる分野でもあり、社員の技術向上が何より重要だ。「特に研磨は、誰にでもできるものではない。技能が問われる部分です」。社長は、社員の技術を上げるため「社内技能大会」を実施し、社員のモチベーションを上げた。さらに自己評価表、半年単位の目標設定も導入。社員一人ひとりの強み、弱みを明らかにすることで、適材適所の人材活用を可能にした。社員それぞれが経験を持ち寄ることで、激動する社会情勢に対応できる知恵が生まれると考えている。
今は、製品精度をさらに向上するための新しい熱処理方法も開発中である。他社に先んじた技術開発にも積極的だ。「成形、熱処理、研磨の技をもっと高めて、他の分野にも進出していきたいですね」と社長は語る。
主な事業内容
紙器、段ボール用刃物設計・製作・販売・修理、 超硬刃物、関連機械部品の製作・販売、オーダーメイド刃物の製作 等
企業概要
- 企業名
- 近畿刃物工業株式会社
- 住所
- 〒570-0003 大阪府守口市大日町3-33-12
- 代表者
- 阿形 清信
- 設立年
- 1960年
- 電話番号
- 06-6901-1221
- FAX番号
- 06-6905-9713
- 企業HP
社長インタビュー記事(https://www.m-osaka.com/jp/special/000128.html)
- 資本金
- 10,000,000円
- 受賞歴
- <2000年> 守口門真商工会議所 優良中小企業表彰を受ける
<2003年> “創造活動促進法”認定『段ボール刃物鋸目立て加工機の開発』
<2004年> “経営革新支援法”承認『段ボール割れの出ないカッターの販売』
クリエイションコア東大阪常設展示開始
<2005年> ISO9001マネジメントシステム登録
<2007年> “経営革新支援法”承認
『工業用刃物のリードタイム短縮による顧客サービス向上』
<2009年> “大阪ものづくり優良企業賞2008”
<2010年> 大阪商工会議所 『大阪活力グランプリ2010』グランプリ表彰
<2011年> “IT経営実践認定企業2011”
<2012年> “経営革新支援法”承認『切れ味品質の構築事業』
“IT経営実践認定企業2012”
<2013年> “IT経営実践認定企業2013”
<2016年> 日本規格協会『マネジメントシステム永年登録表彰』
<2017年> “経営革新支援法”承認『総合工業刃物メーカーへの取組』
エコアクション21認証・登録
ISO9001認証取得
国内 特許20件。実用新案1件
海外特許 アメリカ1件
中国 1件 平成30年5月1日現在