12/6から1/30まで開催中の「知財マッチング」企画展からブース紹介です♪
ぜひ展示場へお越しくださいませ★★★
大阪産業技術研究所からは「炭素繊維強化プラスチックの製造方法(特開2018-76502)」
について展示しております。
軽量・高強度の炭素繊維強化樹脂(CFRP)は、航空機、スポーツ用品などで使用されており、
様々な分野への展開が予想されている。
しかし、効率的な製造・成形技術がなく、製造時の二酸化炭素排出量は金属よりも多い。
そのため、自動車の電着塗装法を応用したCFRPの簡易な製造技術を開発した。
炭素繊維を電着液に浸漬し、電流を流すと、樹脂が炭素繊維の表面に析出する。
炭素繊維の織物を用い、電流を制御することで、繊維間に樹脂が含浸され、CFRPが得られる。
立体部材の一体成形や曲面の成形が可能であり、繊維の曲線配置も容易である。
低温保存が必要なプリプレグは使用せず、事前に樹脂原料を混合する作業や樹脂の真空吸引も不要な製造法である。