MOBIO常設展示場では、ビックリするスゴ技を発見できます。今回ご紹介するスゴ技の持ち主は、ステンレス・パイプの超精密加工をされる企業さん。
(有)森田製針所 https://www.m-osaka.com/jp/exhibitors/343/
相次いで報道されたワクチン瓶内の異物発見。その一つがゴム片。
通常の注射針の先端部分は斜めに切断されている形状。それをゴム栓に対して斜めに針を刺してしまう、刺している途中で回転させてしまうなどによって、針のあご部でゴム栓が削り取られてしまい、ゴム片ができて瓶の中に落下するもの。この現象を「コアリング」というそうです。
そこで、HPにも専用ページを作られコアリング防止について一つの提案をされる(有)森田製新所さん。「いっそのこと針の先端形状を変えてみるのはいかがでしょうか」と。
パイプを素管からスウェージング(絞り加工)で減径していき先端を閉じてとがらせるのが、ペンシルポイント加工。もちろんパイプ側面に穴を開けることによって吸引することも可能。
詳しくはこちらの専用ページをご覧ください https://www.moritahari.jp/faq/corering/