投稿日 : 2021年07月16日

カテゴリー: 常設展示場

【段ボール類の断裁刃物に「ウソをつかないスゴ技」を駆使して、パッケージ組立て時の切り傷を低減する刃物を製造】

MOBIO常設展示場では、ビックリするスゴ技を発見できます。

 

今回ご紹介するスゴ技の持ち主は、段ボール類等の断裁・打抜き加工に使用されるトムソン刃、ピナクルダイのトップメーカー、(株)塚谷刃物製作所様です。

https://www.m-osaka.com/jp/exhibitors/212/

 

段ボールの組立て時の手指の切り傷の原因は、切断面がストレートに切断されているからだそうです。

その切り傷の低減にと、断面をウェーブ形状に切断できる「ニューウェーブ刃」を製造・販売されていた同社。この度、さらに滑らかな手触りの切断面になる刃物「ダブルデッカル」を新たに製造・販売されました。従来のウエーブ刃よりもランダムな波刃にすることで、刃と紙類の摩擦抵抗を半減させ、切断面が滑らかになったので手指の切り傷も少なくなります。

ランダムな波形とその刃先角度・研磨等に一工夫のスゴ技ですね。

  

刃 ダブルデッカル.jpg 断面 ダブルデッカル.jpg