岡山方面から来たのが「もんげー風」。強い風が吹いたのは展示場の内外となった3月1日のMOBIO Cafe Meetingでした。
岡山県企業12社が出展しMOBIO展示場でその優れ技を展示するのが3月30日までの企画展、『ビジネスマッチングフェア「もんげー岡山!」のものづくり 』。詳しくはこちら。
初日には2社が会議室で技術内容をプレゼン。その後に各社が自社ブース前で具体的な説明をして、参加者と個別に交流。場所を移しての交流もさらに続きました。
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●企業プレゼン
マイクロメートル単位の小さい空間で、複数の液状薬剤の化学反応を検証する装置が「マイクロリアクター」。新製品は連続実験加工なタイプ。
電気・電子部品用リード線の塑性加工がメイン。最新技術では0.05mm線材を塑性加工。半導体検査器具の先端などに使用されている。新しく巻き取り装置を自社開発。
どんなバイスでも簡単に作れる「バイスのもと」が「ミニバイス」「ミニクランプ」。楕円テーパーネジ構造にによりワークを強固に保持。
主力事業のタイミングプーリ技術を活かした新製品は、ロックプーリ。構造のシンプル化、製造のしやすさを実現し、短納期対応も可能。「早い、安い、高品質」特徴が好評。
金型からの社内一貫体制でグラビティー鋳造によるアルミ部品製造が主力。含浸により微細な穴を埋める技術もあり、製品の修正にも寄与。
電子部品製造の技術を展開して新市場に挑戦。シリコンウエハーを「切る」技術でワインボトルに切れ目を入れた名刺立て。SICを「磨く」とダイヤと同じ輝きの装飾品に。
既存設備の改造・能力アップも含んだ、オーダーメイドの省力化機器を製造。ユーザーの製造工程に「あったらいいな、こんなの欲しいな」を実現。
受注生産のFA自動化・検査装置技術を活かした自社製品開発。フィルム状製品の検査に接写型ラインカメラ、ロボットの先に付ける3D溶接ビード検査システム(読み取りから判定まで)など。
工業用ゴム開発技術を活かして自社製品を導入。施工が簡単なゴムサインポール「五夢しるべ」。金属部の上にゴムカバーを被せた衝撃吸収型車止め「とめ➄郎」。
リンゴなどで見る果物の保護キャップ業界では市場占有No.1。発泡技術の展開で「異形発泡保護材」は建築業界用に展開。更には炭を練りこんだ機能性発泡体も。
車載部品、電子部品などのメッキが主事業。開発品は「難めっき素材へのめっき」。特殊前処理でグラファイト、ガラスにもめっき可能。
輪転機のローラー加工が主力事業。「アルミから鉄へ」のスローガンで開発した新製品はパイプ材から開発し薄肉形状で軽い鉄製の「ハイテンローラー」。
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チームOO(Okayama-Osaka)は元気印!
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