東北大学金属材料研究所附属研究施設関西センターは、東北大学と大阪府とが連携し、ナノ金属材料の学術研究とその工業的視点に基づいた実用化を目的として、2006年4月に東北大学金属材料 研究所附属研究施設として大阪に設立されました。 センターの研究は、関西地区の研究機関との学術交流を通じて、ナノ金属材料の基礎的特性の把握と理解を深めることに加え、これらの材料を産業界、とりわけ大阪地区の中小企業が実用化することを目指します。 対象分野として特に構造用および環境用の金属材料を重点に、その高機能化と製造技術の開発を行い、あわせて、金属基盤材料の開発を目指した学術研究教育を実践することで、高度研究者および技術者の養成を行います。