研修・セミナー情報
2019/01/30(水) 14:00〜 16:10
【東北大学】ものづくり基礎講座「金属の魅力をみなおそう 第三弾 観察・分析編 第6回 X線分析」
金属は身近な素材ですが、金属そのものを勉強する機会はこれまで、必ずしも多くありませんでした。そこで、ものづくり企業の皆様に金属を見つめなおす機会を提供することで、今後の仕事に役立ててもらうことを期待し、「金属の魅力をみなおそう」と題した講座を開講しています。昨年から第三弾「観察・分析編」をスタートし、6回目の今回は「X線分析」をテーマに開催致します。
X線は 1895 年にレントゲンによって発見され、レントゲン線とも称します。X線は物質を透過することから、物質の構造を調べるのに役立ち、体の中の不具合を検出することもでき医療診断をはじめ、美術工芸品の鑑定、中性子星やブラックホールの天文観測、空港などでの手荷物検査等、私たちの身の回りでも幅広く使用されています。金属工業に眼を転じると、品質に深く影響する内部欠陥を調べる非破壊検査や残留応力の算出に利用されています。今回は、初めにX線の概要について紹介し、続いて企業から講師をお招きし、医療用X線装置の紹介、そしてX線を用いた金属製品の解析について、講演をいただきます。滅多にない企画ですので、皆様奮ってご参加ください。
【日 時】 平成31年1月30日(水)14:00~16:10
【場 所】 クリエイション・コア東大阪 南館3階 技術交流室A
(東大阪市荒本北1-4-1)http://www.m-osaka.com/jp/access/index.html
【参加費】 1,500円(テキスト代) セミナー当日、受付にて現金でお支払い下さい。
【定 員】 50名程度(先着順・事前申込必要)
【テーマ】 「金属の魅力をみなおそう 第三弾 観察・分析編 第6回 X線分析」
【プログラム】
<開会14:00>
<講演Ⅰ 14:05~14:35>
『X線の基礎』
東北大学 金属材料研究所 正橋 直哉 教授
(休憩 14:35~14:50)
<講演Ⅱ 14:50~15:25>
『X線CTによる診断と画像評価 ~ 基礎から最新のトピックスまで ~』
キヤノンメディカルシステムズ株式会社 岡部 貴浩 氏
<講演Ⅲ 15:25~16:00>
『X線回折法による金属材料の非破壊分析 ~残留応力・集合組織~』
株式会社リガク 根津 暁充 氏
【申込み】 チラシ裏面の受講申込書に必要事項をご記入の上、以下までFAX又は電子メールでお送り下さい。
(公財)大阪産業振興機構 取引支援課(担当:三井)
<Eメール> kinzokukei@mydome.jp <F A X> 06-4708-3550
<電 話> 06-6748-1144
《主 催》 東北大学金属材料研究所附属産学官広域連携センター
《共 催》 MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)、公益財団法人大阪産業振興機構
学際・国際的高度人材育成ライフイノベーションマテリアル創製共同研究プロジェクト
東北大学金属材料研究所新素材共同研究開発センター
《協 賛》 公益社団法人日本金属学会(予定)、大阪府立大学ものづくりイノベーション研究所