研修・セミナー情報
2018/11/17(土) 13:00〜 17:00
【京都イノベーション・リソース】第1回 水素エネルギーテクノシンポジウム開催の御案内
第1回 水素エネルギーテクノシンポジウム開催の御案内
趣旨: 京都イノベーション・リソース(KIR)は、メンバーの経験・知識・技術等に基づく人的ネットワークを活用し、多くの連携の場を提供することにより、産学公各界の皆様と新しい価値の創造を通じて社会へ貢献することを目指しています。
これまで、最近の技術開発の進展と適用拡大が顕著な炭素繊維複合材料(CFRP)をテーマとして、3回のテクノシンポジウムを実施してまいりました。
今回は、"持続可能なエネルギー社会の実現"を目指して、その中でも特に『水素エネルギー』をテーマに選定し、最近の動向や技術開発の内容を紹介することによって、関心を有する企業の技術力向上や実用化の推進に貢献することを目的としています。
日時: 2018年 11月17日(土)13:00~17:00 (受付12:30~)
場所: 大阪科学技術センター 4階 405号室
〒550-0004 大阪市西区靭本町1丁目8番4号 http://www.ostec.or.jp
TEL 06(6443)5324 FAX 06(6443)5315 (アクセスは裏面参照)
内容: テーマ『これからの持続可能なエネルギーを考える ― 水素エネルギーについて』
13:00 開会の挨拶
13:05 基調講演 「水素エネルギー社会の実現に向けて」
塩路 昌宏 氏(京都大学名誉教授 エネルギー科学研究科 特任教授)
【概要】水素をエネルギーキャリアとする低炭素化社会を実現するために、国内外で多くのプロジェクトが展開されており、水素導入を巡る動きが加速している。ここでは、それらの取組みおよび研究開発されている様々な技術を紹介する。
14:05 技術講演 「水素の製造・貯蔵・輸送・利用に至る国際サプライチェーン構築への取組み」
西村 元彦 氏(川崎重工業株式会社 技術開発本部水素チェーン開発センター
副センター長・理事)
【概要】本年4月より神戸ポートアイランドにて純水素を燃料としたガスタービンによる熱電併給実証に着手する。 また、CO2フリー水素サプライチェーンの関係ではパイロット実証を2020年に運用開始する。本講演では、水素利用に向けた世の中の動き、サプライチェーンのコンセプト、技術開発状況およびプロジェクトの進展について述べる。 |
15:05 休憩
15:20 技術講演 「燃料電池の最新動向 ― 固体酸化物形燃料電池を中心として」
江口 浩一 氏(京都大学大学院工学研究科 物質エネルギー化学専攻 教授)
【概要】固体酸化物形燃料電池(SOFC)は小規模でも高効率な発電システムとして注目され、一部実用化も始まっている。本講演では、SOFCの応用や燃料適応性、エネルギーキャリア物質の利用など最近の動向について紹介する。 |
16:20 質疑応答・ディスカッション
16:50 閉会の挨拶 (17:00終了)
休憩・移動
17:30~19:30 懇親会 : 同センター 地下1階 B101号室
募集人数: 70名(申込み先着順)
参加費(消費税込み): 講演会 6,000円 (懇親会を含めて 10,000円)
申込み : 申込書に、御勤務先、御名前、連絡先等を記入し、メールでお申込下さい。
申込書は、KIRのホームページ(http://kir.or.jp/)からダウンロード願います。
申込み締切りは、11月10日 (宛先:kirtechnosymposium@kir.or.jp )
主催 : 特定非営利活動法人 京都イノベーション・リソース
後援 : 近畿経済産業局、大阪府、(一財)大阪科学技術センター、(公財)神戸市産業振興財団、
(一財)近畿高エネルギー加工技術研究所