出展企業3社が自慢の技術を紹介した10月12日のMOBIO Cafe Meeting。参加者から「知らなかった」「こんなことができないか」「それで、これはできる?」など、多くの声が寄せられたイベントでした。
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異素材溶接(SUS+リン青銅) ウレタンゴム切削(いろんな大きさの孔)
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・製造現場のロボット加工にも対応した小型溶接機発売!はさんで簡単にきれいに溶接:臼谷電子(株)
電子機器の設計技術を活かして自社ブランド製品を続々と開発。自動車部品の研究開発や医療器機部品作成で、破れや切れのない細線・薄板溶接ができる小型溶接機がミニミニ・ウエルダー。小型のままで、もっと太い線の溶接も可能で、製造現場の連続使用に対応したのが新製品・マルチウエルダー。操作も簡単なタッチパネル方式にし、ロボットとの組み合わせも可能。挟んで、簡単に、きれいな溶接に!
・逃がさない刃先加工でゴムを切削:亜木津工業(株)
MOBIOから一番近い出展企業。刃先の特殊加工により、天然ゴム・合成ゴム・ウレタンゴムなどの「逃げ」を防止した切削加工を実現。ロボットのチャック爪用のウレタンゴムも切削可能。蓄積された切削技術を活かしてエンプラ、スーパーエンプラなどの樹脂切削にも進出。また世界初のノンアスベスト・ジョイント・シートを輸入し、固着防止・耐腐食・漏れ防止の困った時に使えるガスケットを製造。
・異素材でも繋ぎ目がわからない加工、しかも高精度!:(株)西村製作所
0.03mmから0.5mmまでの薄板を反りなどのひずみなしで繋ぐファイバーレーザー溶接技術。アルミと銅のつなぎ目がわからないほどきれいに加工するYAG溶接技術。さらには、5軸同様の仕上げを実現できる3軸加工技術。難削材の銅板切削も可能。おしゃれなサンプルケースから次々に出てくるのは異素材でできた扇子、磨かれた人型など。遊び心を持つ職人達が磨き続ける技の蓄積で、加工技術をさらに拡大中。
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気軽に参加し気軽に質問できるのがMOBIO Cafe Meetingのよさ。プレゼン後の交流会ではさらに話が具体的になりました。
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次回は11月9日開催の「大阪ものづくり看板企業」企画展 in MOBIO 2017のカフェ・ミーティングで8社のプレゼンを予定。